こんにちは、お久しぶりです。
引越しやら何やらで更新が滞ってしまい、すみませんでした。
またこれからしっかり更新しますので、ぜひ見てください!
久しぶりの記事は以前紹介した
水中不分離性コンクリートの打設と似た感じで、
また別の只見川復旧工事現場の高流動コンクリートの打設です。
高流動コンクリートは、普通コンクリートに比べて高い流動性と優れた材料分離抵抗性によって
自己充填性を発揮するように、混和剤やセメントが配合されています。
つまり、バイブレーターを掛けなくても分離することなく、自分で流動していくというコンクリートです。
今回はこの利点を生かしたコンクリートの打設になっています。
水流でえぐられた擁壁の打設を行います。
ブームは建物を造る際に上に伸ばすイメージが強いですが、
このように自分より下の位置にコンクリートを送る際にも便利です。
水流でえぐられた部分は隙間が不均一で、
奥まで続いているためバイブレーターも入れられません。
したがって隙間の入り口に型枠を組んでそこから高流動コンクリートを打設します。
狭い部分に、分離することなく自分から流れていくという利点が生かされます。
水面までは水中コンクリートが打設されています。
今回は120㎥程度で2台打ちです。
昼にかけて川の水が上がってくるため6時打設開始です。
ちなみに隙間にコンクリートが充填されたかどうかは目視で確認できないため。
このようにセンサーを埋め込んで機械で確認するそうです。
こんな機械があるんですね~。勉強になります。
オペレーターも今日は1台につき1人なので大変です。
自分でリモコンを操作しつつホースの操作も行います。
コンクリートの種類も様々あって、面白いですね。
ポンプ車の操作もコンクリートの性質によって変えなければならないため、
オペレーターの腕が大きく影響します。
どんなコンクリートでもスムーズに対応できる会社を心がけています!