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2013-02-27

屋上への荷揚げ作業

外に出ると、今日は春の匂いがしていましたね!
昼の気温もやっとプラスになりました!

今回は旅館の改築工事の一部、キュービクルの荷揚げです。
ちなみにキュービクルとは、高圧で受電するための機器一式を金属製の外箱に入れた
電機系の設備です。今日吊るのは1トン程度のものです。

道路からも長いブームが見えます。

 クレーンを置ける場所がないため、
建物を一つ乗り越して荷揚げしなければなりません。

このように、作業半径や高さが必要な場合は
リープヘルの100tオールテレーンが活躍します!
 ブームと補助ブーム(マゴ)を出して合計62mです。

オールテレーンなので、運転室と操縦室が分かれているものです。
クレーンの種類については以下の記事をご覧ください↓↓

ちなみに窓がこんな風に開くようになっています。
かわいいですね!(^o^)

そんなこんなで、今週からは徐々に気温も上がってくるようです。
建設業に入って、春が来るのが今までになく嬉しく思うようになりました。
昨年初めて冬を越したとき、「春の慶び」とはこういう感情をいうのかと、
激しく実感したのを覚えています。
まだ少し気が早かったですが、とにかく春が楽しみですね!

2013-02-19

只見の風景

毎日毎日、雪で皆様ご苦労様です!!
本日は奥会津もさらに奥、只見の現場です。
会津若松から乗用車で2時間半、クレーン車で3時間というところでしょうか。
同じ会津といえど、ものすごく遠いです。

見てくださいこの雪!只見の積雪深は271㎝だそうです。

そこらじゅうでバックホウが動いています。

山の中にポツンとクレーンが!

ダムの現場で足場材の荷卸しです!

放水口の補修で足場を組んでいるのですが、
下の方なので、よく見えません。
無線を使って鳶さんと連絡を取って吊り荷を下します。

今回はトラッククレーンです。
かなり古いですが、ちゃんと動きますよ!
ラフタークレーンが出る前はこのトラッククレーンが主要だったのですが、
今ではあまり見かけなくなりました。シャシがトラックなので、
走行性はラフターよりも優れています。

会津に住んでいてもこんなに多くの雪は若松にはありません。
家々もほとんど埋まっていますが、本当にとけるのでしょうか。
と、疑問に思ってしまうくらいの雪の量でした。


今日も朝から合計5台の車揚げの電話が来ました。
他のクレーン屋さんと手分けして作業を行っています!
2月も中旬で厳冬期真っ只中ではありますが、
「春遠からじ」と希望を持ってがんばりましょう!!

2013-01-18

吹雪の一日

冬型の気圧配置により、会津は大変な吹雪になっています。


風も強く、どんどん雪が積もっていきます。

車で走っていると2台先を見るのがやっとです。
こんな日はどのような感じかといいますと、

奥会津の方から要請が来ました。

道路沿いの木に雪が積もって倒れそうだということで
これをクレーンと高所作業車を使って切ることになりました。
木を切る人なども手配して、後日行います。
この時は少し晴れています。

一方こちらは市内の建築の現場。
この時も晴れ間が見えているときでした。
吹雪がひどい際は吊り荷が見えず、また風で降られるため
作業は一時中止します。

晴れ間は見えていますが、吹き流しがかなり上まで上がっています。
風は強いということなので、注意して作業しなければなりません。
現場では、このように吹き流しを使って風の強さが目で分かるようにしています。

分かりづらいですが、アウトリガーと鉄板の間に麻袋を敷いています。
これが一番滑らないのです!

そしてこれが新社屋への引っ越し作業中です。
また吹雪いてきました。

トラックに移動する道具を積んでいます。
今の社屋も新社屋も田んぼの真ん中にあるので
風をもろに受けて寒いです!!


ということで、会津はこれからが冬本番です。
作業中はもちろん、一般道でも事故を絶対に起こさないように
心してお仕事をしていきたいと思います!

会津のみなさん、今年も寒い冬を頑張って乗り切りましょう!!

2012-12-19

金堀重機IT化計画進行中。

こんにちは、また寒波が来ているようですね。
このブログも始まって20日程度が経ちました。

また、ホームページのリニューアルも進めています。

金堀重機の関連会社(社長が同じ)、株式会社ナディスの皆さんと打ち合わせ中です。

計画書をもとに進めます。


私はIT関連がさっぱりわかりません。ブログを更新するのがやっとです・・・
なので、作りたいHPの構想をとにかく伝えます!!
「こんなことができるよー」といっぱい提案が戻ってくるので安心です。

ついでにfacebookで金堀重機のページも作ってもらいました!
ブログやホームページ更新のお知らせをここでやっていきたいと思うので、
いいね!押してくださいm(__)m


ということで、新社屋と同時並行でHPも建設中です!
オープンは3月末日になりますので、ご期待ください!

宮澤 真菜



現場のひとこま ~オペレーターより~

遠くの現場から、オペレーターが写真を送ってきてくれます。
550tオールテレーンの解体工程です。
このままでは重量がありすぎて公道を走れないので、
バラバラにして運ばなければなりません。

当社の25tラフターと富山からきた550tオールテレーンクレーン。

リフターという機械をトレーラーで持ってきます。
これが・・・

自分でぐーっとのびて・・・

クレーンが下に入り・・・

ブームを吊ってトラックと入れ替わり、持って帰ります。
当社クレーンは何をお手伝いしたかというと・・・

親フックを吊ったそうです!
これだけでも2tですからね!


















2012-12-16

クローラ搬出

こんにちは、今日の現場はこんな静かなところです。
日曜日ですがみんな頑張ってます!!


田島町の奥。八総鉱山跡付近です。
何があるかというと・・・

きましたー!

クローラです!

このクローラ、先週まで山の上で橋ゲタを建てていました。
雪が降って冬は仕事が出来なくなるので、いったん下におろします。

なんといってもこのクローラ部分、めちゃくちゃ滑るのです!
山の上ですから滑りだしたらもう止まりません、とても危険です。

ということで、グレーダーで雪をかいた後、
トラックに積んだ砂をまきながら下りてきます。

ふもとです!約2キロの道のりを1時間半かけてきました。
やっと安心して寝れる~とオペレーター。

トレーラーに載せて会社まで運搬します。


田島の奥ともなると、厳冬期は2mくらい雪が積もります。
春まで一時休工です。無事に下りてきてよかった~。

宮澤 真菜



~現場のひとこま~ オペレーターより

只見川流域に来ていた550トンオールテレーンです。
12月15日の土曜日、解体するために25tラフターが出動しました。

このタイヤの数!!7軸14個のタイヤです。
ながーい!!

2012-12-15

移動式クレーンの種類

今回は現場を離れて、移動式クレーンの種類について伝えたいと思います。
クレーン車といえど、ラフターだのクローラだの何がどう違うのか!

まず、「荷を吊り上げて移動させる機械をもつモノ」を移動式クレーンといいます。
これは以下のように分類されます。


1.トラッククレーン
 ①トラッククレレーン
 ②オールテレーンクレーン
 ③車輛積載形トラッククレーン

2.ホイールクレーン
 ①ホイールクレーン
 ②ラフテレーンクレーン(ラフター)

3.クローラクレーン



これらの違いは何なのか!



1.トラッククレーン
 トラックにクレーン装置が載っているもので、運転室と操縦室が別のものです。
そもそもがトラックであるため、機動性に優れています。



①トラッククレーン
 下部走行体が通常の荷物運搬トラックシャシを補強したもになっています。
機動性が優れているため重宝しています。


②オールテレーンクレーン
 不整地走行、作業に優れたトラッククレーン。車輪数が多く、前輪ステアリングができるので、
従来トラッククレーンより走行性もよい。


③車輛積載形トラッククレーン
 いわゆるユニック。トラックの荷台と運転室の間に小型クレーン装置が積載されている。
リモコンで操作します。



2.ホイールクレーン
 タイヤ付の専用フレームにクレーン装置が載ったもの。1つの運転室で走行と操縦が行える。

①ホイールクレーン
ラフターが開発される前のもの。
昔の写真から見つけ出してきました。


②ラフテレーンクレーン(ラフター)
 従来のホイールクレーンに加えて前輪駆動の大型タイヤを装備し、
不整地や比較的軟弱な地盤でも走行ができます。
また、普通の車ではありえない操向方式を備えているため、狭いところも大丈夫です。



3.クローラクレーン
 クローラ(キャタピラーと言ったりしますが、これは会社の名前で正式名ではありません)の上にクレーン装置が載ったもの。
 地面への設置面積が広いため、安定性がよく、不整地や軟弱な地盤でも走行できるが、走行速度は極めて遅い。また公道は走れないため、トレーラーなどでの運搬が必要である。

ジブ(ブーム)は用途によって変えられます。

タワーアタッチメント



と、いうように、クレーンと一口に言いましても歴史、用途によって様々な種類があるのです。
写真にあるように大体の種類を取り揃えておりますので、
興味のある方は金堀重機に遊びにきてくださいね!

宮澤 真菜

2012-12-13

新社屋建設中③~鉄骨建方~

こんにちは、今日も新社屋の建設現場です。
鉄骨建方が始まり、盛り上がっています!

12月12日 建方初日
トレーラーがどんどん入ってきます!

まずは柱を一本!

ちなみに現場、こんな感じになっています。
すごい重機の量です。どんな大きな現場なんだ!笑

柱が一本建ったところで、立柱式を行いました。
柱のまわりにお酒と塩をまいて、工事の安全を祈願します。

始まったら早い!どんどんつけていきます!
地梁に埋め込んである柱のアンカーボルトの位置がおかしければ
このようにスムーズにはいきません。
監督さんの管理が行き届いている証拠です。ありがとうございます!

建方機 50tラフターの児山オペレーター

合番機 55tクローラ 小沢オペレーター
2人ともベテランですから安心です!

         ※合番機(あいばんき)
          トレーラーで運ばれてきた鉄骨を荷下ししたり、
地組みをする役割。合番機があることで、効率よく建方ができます。
         これがないとむしろ倍の時間がかかると思っていいでしょう。

ということで、初日で柱と梁の構造は終わってしまいました!早い!


12月13日 胴縁(どうぶち)取付け
胴縁とは、柱や梁のような構造物とは違い、
壁を受ける下地となる鉄骨のことです。

胴縁は写真のように先に陸(おか)で組んでしまいます。
これを地組み(じぐみ)といいます。
1つ1つをその場で付けていたら時間がかかってしまうためです。

それを一気に吊り上げ・・・


取り付けます。
うーん、素敵!!

2日でこんなかんじです。
鉄骨階段も付き、建物の形が見えてきました。
さすが鉄骨造りは早い!


このように、鉄骨造り(S造)も、鉄筋コンクリート造り(RC造)も、
クレーン車とコンクリート圧送車によって建物の構造を作るのに大きな役割を担っています。
建物ができていくのってやっぱりいいな~!!


宮澤 真菜