2013-01-30

初!宮城でのコンクリート打設

こんにちは、今日は宮城の海近くの現場に行ってきました。
そもそもクレーンが2台出張に来ている現場に、コンクリート打設のお仕事が入ったのです。
宮城でのコンクリート打設は初めてなので、色々な意味で重要な打設になります。

道路の建設現場です。圧送車とクレーン車が見えます。

当社、ありったけのロングブーム車です。

みんな今日は1時起き、3時出発で来ました!

今回は橋の打設です!


地元じゃないと土工さんたちも初めてお目にかかるので
最初は大変ですが、みなさん親切なので仕事もしやすいです。

3台分なので、人がたくさんいます。
雨や雪が降った時のために上屋(うわや)もついていて万全の状態ですね。

それにしても道路建設はすごいです!
磐越道建設の時もこのように盛り上がっていたのでしょうね。


知らない土地で仕事をするのは、道路ひとつ、分からないのでなかなか大変です。
福島も宮城も海沿いはクレーン車、圧送車とも足りない状況だそうなので、
今後も福島県民として復興のお手伝いをさせて頂きたいと思います。



2013-01-29

コンクリート圧送車初号機、完成!!

シャフト(エンジンの動力を車輪に伝える部分)が合わず、一時中断していたポンプ車の組立ですが、
先日新しいシャフトが届き、中国チームも合流して取り付け、完成しました!

見た目は変わっていませんが・・・

シャフトを取り付けて走るようになったので、走行テストをしているところです。

当社のどのポンプ車よりも車体が長く、車高も高いです。

乗り心地は最高だな~とオペレーターも言っています。

これから水を送っての圧送テストをしたあと、最後の砦、車検が始まります。
これさえ通れば、街で走る新ポンプ車を御覧に入れることができると思います。
また随時ブログで報告しますので、楽しみにしていてくださいね!

あ、ちなみに私事ですが、学科試験に合格して移動式クレーン運転士免許を取得できました。
免許は取れたものの、運転の練習をしなければ現場なんて到底行けません!!
密かに練習していざというときの秘密兵器になろうと思います。(誰も信じてくれないだろうな~涙)

それでは風邪も流行っていますので、まずは引かないよう、そして引いている人は早く治しましょう!
現場は安全第一、健康も第一ですからね!!

2013-01-28

新社屋建設中(7)

お疲れ様です。降雪もだいぶ落ち着いてきた会津若松です。
新社屋建設も、佳境に入ってきました!

外壁工事も終わり、シートを外して外部足場解体の準備に入っています。

2週間前は天井や壁の下地を組み立てていた内部も・・・

ボードが張られ、かなり完成に近づいてきました。

玄関を入ってすぐのカウンターです。
日当たりもよくてサイコーですね!

外では機材の引っ越し作業を行っています。
タイヤやブームなど多いので、意外とこれに時間がかかるのです。

今日は天気がいいのでオペレーターもサングラスをかけています!

シートが取れて、うちの金ちゃんも顔を出したので、
だんだん建物の正体が分かってきたと思います。

ちなみに金堀重機のキャラクター、名前は「金(きん)ちゃん」です。
昨年、現場の鉄筋屋さんに、「これ、名前なんて言うの?」と聞かれたことから判明しました。
今まで誰も名前なんて気にしていなかったので、適当に「金太郎マーク」と呼ばれていたのですが、
作ってもらった際の資料を掘り起こして無事名前が判明することとなりました。
鉄筋屋さん、ありがとうございます!!

約15年前に現社長の発案で広告業者さんにキャラクターをいくつか考えてもらい、
社員投票で選ばれたのがこの「金ちゃん」です。
まだゆるキャラブームの前ですから、時代の先端をいっています(笑)
そして金ちゃんの前掛けのマークは株式会社・金堀重機の「K・K」だそうです。
これは初代社長が金堀重機開業時に考えたと言われています。



機械も社屋もマークも、会社の顔になるものですからこれからも大事にしていきたいですね。 
新社屋の引き渡しは2月15日で、引っ越しは2月20日を予定しています!
3月には落成式を考えているので、その際はみなさん遊びに来てもらえたらと思います。
詳しい予定は日にちが近づいたらお知らせしますね!




2013-01-26

15年ぶりの新年会と大雪

皆様おつかれさまです!
昨日、金堀重機では約15年ぶりに、泊りがけの新年会が行われました!
出張勢も何人かいることで、全員参加にはなりませんでしたが、
こんなに大勢で、旅館で行われる新年会は私の記憶にも小学生の時以来です!

社長あいさつ。

みんな、温泉に入っておいしいものを食べます!幸せ!

そしてそれぞれの楽しい夜は更けていくのでした・・・


と、朝までいい眠りになるはずでしたが、なんと昨晩は会津でも珍しいくらいの大雪。
ローダーやトレーラーが路肩に落ちる事故が頻発しました。
みんな夜中に叩き起こされ、出動することになりました!!


会津若松で81㎝の積雪。

ローダーで雪をかいてもかいてもどんどん積もっていきます・・・涙。

車も埋まって誰のだかさっぱりわかりません。
明日までにまた70㎝積もるという予報を見ました。恐ろしい・・・

そしてこちらが今日の車揚げ作業の一つ。

ローダーが路肩に完全に落ちています。
運転手にけがはなかったようです。
玉掛けの二人も車を傷つけないように細心の注意を払います。

狭い場所ですし、オペレーターも気を遣います。

約1時間かけて、いっこ完了!!

夜になっても車が落ちたという連絡は絶えません。
次に行きます!!

この大雪が続く限り、要請がたくさんくるでしょう。
雪が早く止んでくれることを祈ります!!
皆さん運転には十分に気を付けてくださいね!

2013-01-23

仙台に行っていました。

こんにちは、昨日一昨日にかけて仙台に行ってきました。
1日目はゼネコンさんの安全徹底大会ですが、
午前中は出張に来ている現場の様子を見てきました。

仙台の街中から少し離れた泉ヶ岳の現場です。
スキー場の隣にあるので雪がたくさん積もっています。

1週間ほど現場に入っていますが、初めて晴れたとオペレーターが言っていました。
知らない土地で仕事をするのはとても気を遣います。ご苦労様です!

一方、街中で安全徹底大会は行われます。
仙台で一番高いこのビルを施工したゼネコンさんです。

安全徹底大会では、本年の安全目標が各部長様から発表されます。
当社にとって注目すべきは、このゼネコンさんの建築工事重点管理事項の一番目が、
「墜落災害の防止」から「機械関連災害の防止」に入れ替わっていたことです。
重機の力が働けば、人の命は簡単に奪ってしまいます。
まずは自分の会社からは絶対に事故を起こさないという気持ちを持って、
現場全体の無事故無災害に繋がればと思います。

それから建築部長さんのお言葉で、最後に
「会津のならぬことはならぬの精神を見習って、不安全行動をせず、無事故を目指しましょう。」
と言ってくれたのが会津の人間としてはとても嬉しかったです!
この言葉を言われたら、頑張るしかないですからね!


ちなみ2日目は移動式クレーン免許の学科試験でした。
たぶん合格したと思われますが、不合格だった場合は何も発表しません。笑

試験会場に向かう間に見つけた仙台市内の大きな現場。
こういうのを見つけるとついつい写真を撮ってしまいます。
仙台市立病院と書いてありました。仮設事務所の棟数を見ればその大きさが伺えます。
クレーンの数もすごいな~。


今回はスマホで撮った写真なので、汚くてすみませんでした。
元請さんの安全大会などに行くと、その都度気が引き締まります。
今年も無事故無災害で頑張ります!!(何度も言います!)



2013-01-18

吹雪の一日

冬型の気圧配置により、会津は大変な吹雪になっています。


風も強く、どんどん雪が積もっていきます。

車で走っていると2台先を見るのがやっとです。
こんな日はどのような感じかといいますと、

奥会津の方から要請が来ました。

道路沿いの木に雪が積もって倒れそうだということで
これをクレーンと高所作業車を使って切ることになりました。
木を切る人なども手配して、後日行います。
この時は少し晴れています。

一方こちらは市内の建築の現場。
この時も晴れ間が見えているときでした。
吹雪がひどい際は吊り荷が見えず、また風で降られるため
作業は一時中止します。

晴れ間は見えていますが、吹き流しがかなり上まで上がっています。
風は強いということなので、注意して作業しなければなりません。
現場では、このように吹き流しを使って風の強さが目で分かるようにしています。

分かりづらいですが、アウトリガーと鉄板の間に麻袋を敷いています。
これが一番滑らないのです!

そしてこれが新社屋への引っ越し作業中です。
また吹雪いてきました。

トラックに移動する道具を積んでいます。
今の社屋も新社屋も田んぼの真ん中にあるので
風をもろに受けて寒いです!!


ということで、会津はこれからが冬本番です。
作業中はもちろん、一般道でも事故を絶対に起こさないように
心してお仕事をしていきたいと思います!

会津のみなさん、今年も寒い冬を頑張って乗り切りましょう!!

2013-01-17

コンクリート圧送車修理風景

今日はコンクリート圧送車の修理風景です。
ついでにコンクリートを圧送する構造について簡単に説明します。

修理するのは、ニイガタというメーカーの32mブーム車。
スイングバルブ方式のピストン式コンクリート圧送車です。
ちなみに圧送車は、どのようにコンクリートを送っているかといいますと、
下記のような構造になっています。

ホッパで受けたコンクリートを2本のコンクリートシリンダを使って、
油圧シリンダで吸い込み、吐出します。
昔の簡易的な水鉄砲が2本ある感じです。
スイングバルブで吸入と吐出を切り替え、吐出状態が持続するようになっています。

これがポンプ車の後ろ側で、ホッパと吐出口です。

ホッパの中です。
コンクリートシリンダが2本あるのが見えます。
これで吸入、吐出を行います。

ということで、今回の作業はコンクリートシリンダのピストンパッキンと、
油圧シリンダーの部品の交換です。
時間が経つと、それらが老朽化して油圧の油が漏れてくるため、
定期的な交換になります。

センターフレームを開けるとこんな感じです。
写真上側がコンクリートシリンダになっています。
これらをすべて取り外して付け替えます。

全て取れました!

新しいピストンパッキンです。

そしてこれが古いピストンパッキン。
コンクリートシリンダを行ったり来たりしてコンクリートを押していると、
こんなにもろもろになってしまいます。

で、これが油圧シリンダーが行ったり来たりする部分、ロッドシールです。
内部にも様々な種類のパッキンがはめ込まれ、油漏れを阻止します。

それらパッキン類の交換です。
手作業なのでつらいです!

付け直して完成です!

非常に地味で細かい作業ですが、これらをしっかりやることで
現場でダイナミックにコンクリートを圧送できるのです!
このような修理、整備もオペレーターが自ら行うことができます。
機械を大事にして、良い仕事をしていきたいと思います!