今日は配管現場の紹介です。
スノーシェットの上の雪崩止めを打設しています。
スノーシェットの上に20トンもある圧送車や生コン車は乗せられないので、
道路に圧送車をセットし、配管をつなぎます。
前日のうちに雪で埋まった配管を掘りおこし、つなぎます。
今回の配管距離は150m、5インチ3mが50本です。
スノーシェットの上に配管します。曲がり部分はとくに力がかかるので、アンカーを取ります。

ブームではなくピストンから直接配管します。
配管距離が長いと圧力を大きくする必要があるため、ブームは折れる可能性があるので使いません。
バックホウにホースを付けて打設します。担ぐ力が軽減されるています!
打設が進むに連れて配管を短くしなければいけません。切る分の配管に残った生コンはエアーで押します。
エアーコンプレッサーです。この機械からチューブをつないで空気を送ります。エアーで送ってしまうことで配管の中の生コンをいちいちネコで運ばなくてすみます。
配管を切ったら先のホースを取り付けて打設を続けます。
最後の配管の残コンは、距離が長くなるので空気よりも押す力の強い水を使って筒先に送ります。
長い配管を使った打設は以上のように何かと手間がかかります。つまってしまう可能性もあるため、これもまたオペレーターの経験と腕が必要な作業なのです